■
タニス・ベルビン＆ベンジャミン・アゴスト
"Bleeding love"
美男美女ぞろいのアイスダンス界の中でも
ひときわ目立つ存在のお二人。
リンクに立っているだけでもとても素敵でした。
ヒゲを剃ったベン、とても男前でしたよ〜。
ストーリー性の強いプログラムで、
映画やドラマを観ているようでした。
切ない表情をするところとか、
本当に細かく、物語の世界に入り込んで演技している
感じがしました。
もう、競技人生を終えたら役者になっちゃったら？？？と
極端な話、思ってしまいました。
（ファンの皆様、ごめんなさい ｍ（＿ ＿）ｍ ）
ジェフリー・バトル
"Eclogue"
ジェフ君のエクローグがどうしても生で観たくて、
愛知まで足を運んでしまいました。
何の根拠も無いのですが、
直感でなんとなく演りそうな予感がしたのです。
もう、素晴らしくて何の言葉も出てきませんでした。
ぽーっと放心状態で涙していました。
私にとってはこのエクローグは「芸術」の作品なので、
美術館で絵を見たり、コンサートを聴いたりするのと一緒の感覚で・・・・
（もちろん本人は激しく肉体を使っているのでしょうけれど）
これにはちょっと点数をつけることは出来ないなあ、と。
もともとはフリーの作品として作られたんですけどね。
ショーの回数をこなしてきて、さらに円熟されてきた気がします。
コンパルソリーがきちんとできていなければ、
最初の片足を上げてゆっくりと孤を描くところは
できないだろうし、
バレエのレッスンの積み重ねがなければ
身体全体の動きの表現ができないだろうし・・・・
本当に彼が今までやってきたことの集大成のような
プログラムだと思いました。
ジェフ君と同じ時代に生まれて、こういう作品を
生で観ることが出来て本当に幸せです。
もう、それに尽きます。
素晴らしいものを見せてくれて本当にどうもありがとう！！
Thank you so much for your amazing "Eclogue" !!
It was the magical moment of figureskating for me.
ＴＨＥ ＩＣＥ 千秋楽 その３
間空いてしまってどうもすみません ｍ（＿ ＿）ｍ
インターミッション、ザンボタイム中トークショーへ。
千秋楽は、舞ちゃん・村上佳菜子ちゃん・タニスさんでした。
タニスさん、美しさの秘訣を聞かれて
「両親が美しいから」と答えていました。
欧米では割と普通のお答えなんですかねえ？？？
そしてショーは第二部へ。
なんと、しょっぱなからいきなりサプライズ企画。
「バトル先生主催 スピンオリンピック！！」
http://www.youtube.com/watch?v=WM6kbptfZe8
パーカ姿でカナダ国旗を振りながら登場してきた
バトル先生がなんとも可愛らしかったです（＾＾）
お題のスピンをどれだけ長く回っていられるか、というルール。
千秋楽のお題は、
「コンビネーションスピン、足替えは１回のみ」でした。
ＭＣもバトル先生自らハンドマイクを持って担当。
ゆっくり話せば日本人も理解してくれることをわかっているみたいで
非常にわかりやすくお話してくれました。
途中ＤＪさんも訳を交えて解説してくれるので、
わからないところはほとんどなかったです。
まず先生自らお手本を。美しいコンビネーションスピンに歓声です。
そして、試合がスタート！
あっこちゃんも参加していましたね〜。
勝負は、リッポン君・デニステン君・小塚君の争いへ。
最後はかなりあやしい回転になりつつも皆粘ります。
いやあ、男の子同士の超真剣な争いでした！
バトル先生の判定の結果、優勝は小塚君！！
ガッツポーズも出て、超嬉しそうでした。
賞品はＤＳにソフト。お客さんに高く上げてアピールです。
企画も考えて、自らショーを盛り上げてくれたジェフ君に
心からありがとうと言いたいです。
デニス・テン
"Sing, Sing, Sing"
今年の世界選手権で８位とブレイクし話題になった
デニス・テン君。
韓国系カザフスタン人で、見た目はアジア系で親しみやすい印象です。
めいいっぱいオーラを発していて
実際の身体の大きさ以上に大きく見えました。
４回転が飛べるとか、ジャンプが得意な子という先入観だったのですが
ショーではお客さんに対するアピールが凄かったです。
はっちゃけていて、とっても楽しそうに見えました。
袖に引っ込むところまで、常に芸を忘れないんですよ！
個人的には、チェコのトマシュ・ベルネル君のような
キャラクターに思いました。
千秋楽のプログラムは "Sing,Sing,Sing" 。
いやあ、楽しかった楽しかった！
きっとソチ五輪では大活躍する世代でしょうね〜。
気が早いけど・・・・
小塚 崇彦
"Bold As Love"
日本人男子の中でも大好きな小塚君。
今シーズンのＳＰとなるジミ・ヘンドリックスのプログラムを
披露してくれました。
曲は、"Bold As Love" 。
思っていた以上にロックロックはしていなくて、
非常に落ち着いていて、力強い印象です。
私はこのプログラムが大好きです。
去年の「ロミオ」や「ラストダンスは私に」の少年風路線から
がらりと変わって、大人っぽい男らしい雰囲気でした。
きっと佐藤有香さんの「大人の表現ができるように」という
思いが込められているんじゃないかな？と
勝手に思ってしまいました。
エッジワークの美しさはやはり素晴らしかったです。
素人目にもわかるほどエッジを倒したディープエッジで
滑らかに孤を描きながらステップを踏んでいくところは、
本当にため息が出そうでした。
ここでサプライズプログラム。
なんと小塚君、カー兄弟の弟さんジョン君、舞ちゃんによる
ヒゲダンスです！
小塚君とジョン君はもちろん、
アシスタント役の舞ちゃんまで（！）チョビヒゲを付けて登場。
おなじみのテーマソングに合わせて、
フラフープなどを披露していきます。
ジョン君がオチ担当でした（＾＾；
３人ともリアルタイムで見ていないだろうに、ドリフ・・・・
エンターテイメント精神に本当に頭が下がる思いです。
最後はバケツに水を入れてぶんぶん振り回す芸。
これがマジックの仕掛けで、紙吹雪が舞うという
なんともお洒落なオチでした（＾＾）
ＴＨＥ ＩＣＥ 千秋楽 その２
アダム・リッポン
"Desperado"
アダム・リッポン君、凄い盛り上がりでした！！
千秋楽は「デスペラード」。渋いのう・・・・・
ものすごくスケーティングが滑らかで綺麗で、
初めて未来ちゃんを観た時のような衝撃がありました。
スターのオーラのようなものを持っている感じで、
とってもキラキラしていました（主観）
米国旗を掲げている人も多く、
ファンの方達が沢山来ているんだな〜、と。
会場がスタンディングオベーション。
私も思わずスタンディングオベーションしてしまいました（＾＾）
シニード・カー＆ジョン・カー
"The Boogie Bumper & Minnie The Moocher"
大好きなカー姉弟。
今年も観ることが出来てとても嬉しかったです。
日本の観客を気に入ってくれているみたいで、
なんだか嬉しいですね（＾＾）
プログラムは、０８−０９シーズンのＯＤ、
昔の映画を観ているようで、
とても綺麗で楽しかったです。
そして、お約束の
「姉が弟を持ち上げるリフト」、
今回もやってくれました！！
きっと子供の頃から、遊びでやってきたんだろうなあ・・・・（＾＾；
カー姉弟、率先して会場をとても盛り上げてくれました！
鈴木 明子
"Caribe"
あっこちゃんの新しいＥＸ、いやあ素晴らしかった！
彼女は生で観ているときの方が迫力を感じるような気がします。
ラテン・ジャズ系の複雑なリズムの難しい曲なのですが、
ひとつひとつ丁寧に音をとって動いている姿に
とても心を動かされました。
私はこのＥＸが大好きです（＾＾）
THE ICE 千秋楽 その１
遅くなりましたが、ＴＨＥ ＩＣＥ 千秋楽のことを
少しずつ書いていこうと思います。
大変な猛暑ではなかったので助かりましたが、
現地はとても暑かった〜。
入場待ちの列に並んでいる間、私を含めて沢山の人達が
扇子であおいでいました。
そして、会場内は寒かったです（＞＜）
リンクは普段このくらいが普通なんでしょうけど・・・・
スエットのパーカにひざ掛けをしていたのですが、
途中から寒くて靴下を２枚履きしました。
厚手の上着を持ってきている人達も見かけました。
お客さんは、思っていた以上にお子様が多かった感じです。
小学生くらいの子供を沢山会場で見ました。
オープニングナンバー
"Sing, Sing, Sing"
最初にリンク中央に真央ちゃんと美姫ちゃんが登場。
続いて、スケーター全員が現われ、
全員でのオープニングナンバーになりました。
お稽古期間はかなり短かったと思うのですが、
全員での群舞はなかなかジャジーで格好良かったです。
衣装は、去年の真央ちゃんのＥＸのものをベースに
全員お揃いで作られたようですが、
人によって少しずつデザインが違いました。
そして全員お揃いの白のハット。
キラキラが付いていてなかなか凝っていました。
曾根 美樹
「マスク オブ ゾロ」
大好きな曾根さんが、ショーの世界に戻ってきてくれました！
教職のお仕事で忙しい中、素晴らしいパフォーマンスを
見せてくれて本当に尊敬します。
剣を使った立ち回り？がとっても格好良かったです。
（確か、彼女のお父様が役者さんだったような？）
すごくスタイルが良くて美人さんでした〜
村上 佳菜子
「ヘアスプレー」より ミス・バルチモア・クラブ
スケートファンの間ではすでにおなじみの佳菜子ちゃん。
ジュニア枠ではなく、レギュラーキャストとしての出演ということで、
期待の高さが伺えます。
パフォーマンスすることが好きな子！という感じで
とてもチャーミングでした。
転んでしまっても「頑張れ〜！」と声援が上がるんですよ。
映画「ヘアスプレー」の曲の歌詞に合わせて、
きゅっきゅっと踊る姿がとても可愛らしくて、キレがありました。
浅田 舞
「アランフェス協奏曲」
舞ちゃんのアランフェス協奏曲、凄く良かったです。
どこか吹っ切れたのか、観ていて印象に残るような
いい演技を見せてくれました。
ああ、もともと彼女は結構踊れる人だし
表現力を持っているタイプだったな〜、と。
彼女は背中がとても美しいですね。
赤と黒をベースにした衣装で、とてもセクシーでした（＾＾；
ここでサプライズ！
ベルビン＆アゴスト組のベンジャミン・アゴストさんが登場して、
舞ちゃんとの即席ダンスを披露してくれました（＾＾）
ベンはやっぱり凄いですね・・・・・
物凄く雰囲気を出していたし、
本物のカップルのように見えたし！
女性を凄く美しく見せる技術のようなものを持っていた気がします。
時間にしたら結構短かったと思うのですが、
凄く素敵なひとときでした♪
赤岩寺 その２
本堂はこんな感じ。
中国や韓国の流れを汲んだスタイルでしょうか。
こういう古びたお堂、なんとも言えません！
蓮の花が咲いていました（嬉）
この日は他のお客さんも居なくて、
とても静かでした。
高いところに座ってぽーっと山の風景を眺めながら、
鳥の声と虫の声と雨音を聴きながら過ごしていたという・・・・
自分にとってはなんとも贅沢な時間になりました（＾＾）
なんとなく自分の中をリセットできたような、気がします。
■
http://weblog.ctv.co.jp/figure/tksLAUa
小塚選手の新しいＳＰはなんと、
ジミ・ヘンドリックスだそうです！
（まだ曲名はわかりません）
今週末の「ＴＨＥ ＩＣＥ」で披露されるそうなので、
これが初演になるのかな、と。
いやあ、ちょっとびっくりしました。
去年の 「ＴＡＫＥ５、ロミオ、ラストダンスは私に」の
３つのプログラムが小塚君にぴったりで
素晴らしかったので、そのままの路線で来るのかな、と
なんとなく思っていたのです。
でも、より大人っぽく男らしい表現を磨いて欲しいという
有香さんなりの「表現力養成ギプス」なのかも知れませんね。
私ジミ・ヘンドリックスは結構好きなんですよ。
あのギターのフレーズに合わせて小塚君が
ステップを刻みまくっているところを想像してみたら、
なんだか興奮してきました（＾＾；
