タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト
    "Bleeding love"

    美男美女ぞろいのアイスダンス界の中でも
    ひときわ目立つ存在のお二人。
    リンクに立っているだけでもとても素敵でした。
    ヒゲを剃ったベン、とても男前でしたよ〜。
    ストーリー性の強いプログラムで、
    映画やドラマを観ているようでした。
    切ない表情をするところとか、
    本当に細かく、物語の世界に入り込んで演技している
    感じがしました。
    もう、競技人生を終えたら役者になっちゃったら???と
    極端な話、思ってしまいました。
    (ファンの皆様、ごめんなさい m(_ _)m )



    ジェフリー・バトル
    "Eclogue"

    



    ジェフ君のエクローグがどうしても生で観たくて、
    愛知まで足を運んでしまいました。
    何の根拠も無いのですが、
    直感でなんとなく演りそうな予感がしたのです。



    もう、素晴らしくて何の言葉も出てきませんでした。
    ぽーっと放心状態で涙していました。



    私にとってはこのエクローグは「芸術」の作品なので、
    美術館で絵を見たり、コンサートを聴いたりするのと一緒の感覚で・・・・
    (もちろん本人は激しく肉体を使っているのでしょうけれど)
    これにはちょっと点数をつけることは出来ないなあ、と。
    もともとはフリーの作品として作られたんですけどね。
    ショーの回数をこなしてきて、さらに円熟されてきた気がします。



    コンパルソリーがきちんとできていなければ、
    最初の片足を上げてゆっくりと孤を描くところは
    できないだろうし、
    バレエのレッスンの積み重ねがなければ
    身体全体の動きの表現ができないだろうし・・・・
    本当に彼が今までやってきたことの集大成のような
    プログラムだと思いました。



    ジェフ君と同じ時代に生まれて、こういう作品を
    生で観ることが出来て本当に幸せです。
    もう、それに尽きます。
    素晴らしいものを見せてくれて本当にどうもありがとう!!
    Thank you so much for your amazing "Eclogue" !!
    It was the magical moment of figureskating for me.