http://www.lematin.ch/fr/depeches/sport/stephane-lambiel-se-retire-du-sport-de-competition_64-269605



    http://www.bielertagblatt.ch/News/Sport/123300



    (私はドイツ語もフランス語も解りません。
     この記事は自動翻訳の文を参考に書いています。
     不正確な部分があったらすみません。)



    トリノオリンピック銀メダリスト、
    ’05年世界選手権と’06年世界選手権で金メダリストの
    ステファン・ランビエール選手。
    なんと、怪我の悪化により引退だそうです・・・・・
    うーん、本当はオリンピックも出たかっただろうに。
    正直可哀想な気持ちになりました。
    ああ、切ない・・・・・。



    Days plus に載っていたインタビューによると、
    イエテボリの世界選手権の練習中に左足のももを痛め、
    さいたまのジャパンオープンの時も
    「今もまだ痛くて、スピンがすごく大変。
     それにアクセルもほとんどできない。」と
    語っていたようです。



    本田武史さん、ティモシー・ゲーブルヤグディンプルシェンコ・・・・・
    選手生命の岐路に立たされるような大きな怪我に見舞われる
    四回転ジャンパーの選手が結構多いので、
    正直、ちょっと前から気になっていたことではありました。
    片足に全体重が乗っかる、ジャンプの着地が
    どれほどの負担をかけていることか・・・・・
    それほど男子シングルは過酷なスポーツだと言えるのかもしれません。
    これからの選手達が長く競技を続けるためにも、
    四回転ジャンプと怪我の因果関係を科学的に調査できないものかなあ。
    (私は何もできませんが。)



    ランビエールさんは、スケーターとしてとても華があったし、
    印象的なプログラムも多いです。
    フラメンコとか、トリノオリンピックの「四季」とか、
    衣装や振り付けがいつもパッと思い浮かびます。
    何を表現したいのかが明確に伝わってくる、
    数少ない(厳しい表現だったらすみません)スケーターの一人だったので、
    表現者としての意識もとても高かったんだろうなと思います。
    難しいポジションで高速のスピンも
    いつも迫力があって大好きでした。
    「動く彫刻のような」と表現されたりしていましたね。



    ジェフリー・バトル選手とステファン・ランビエール選手。
    個性は違いますが、ふたりとも技術と芸術性を両方併せ持つ
    凄いスケーターだったと思います。
    もう試合で見られないと思うととても寂しいし、
    ひとつの時代が終わったのかなという気がしています。



    最後に、印象に残ったランビエール選手の言葉を引用します。
    「四回転論争」について、



    「この議論への答えは、難しいものではありません。
     ベストなスケーターになるには4回転だけではなく、
     音楽性、音楽と体の動きの調和など、
     要求されるものがたくさんあります。
     フィギュアスケートはフランス語で
     パティナージュ・アーティスティークと呼ばれていますが、
     このスポーツは芸術でもあるという意味に違いありません。」