前から興味があって、読んでみたかった、
    カナダのスケート雑誌 "spotlight on skating" に
    掲載されたジェフ・バトル君のQ&A記事。
    ようやく読めました。



    時期は2006年の秋頃なので、
    トリノオリンピックが終わったあとですね。
    ちょっと前のものですみませんが、
    彼のパーソナリティに関わる内容でとても面白かったので、
    ちょっと書いてみます。



    ・どんな才能が欲しい?
        ピアノが弾けること。



    ジェフ君は凄く耳の良い人だと思うし、
    きっとクラシックも沢山聴いてきただろうから、
    ちょっとお稽古すればきっと弾けるようになるんじゃないかな?と
    個人的には思います。
    今はそんな余裕もないほど忙しいと思いますが、
    時間が出来たら、ぜひ!
    ピアノを爪弾くところを観てみたいなあ。



    ・現実の暮らしの中での、あなたのヒーローは?
        今年のいちばんつまらない答えかもしれないけれど、
        本当に自分の両親だと思う。



    うん、ジェフ君らしいのう〜


   
    ・フィクション・物語の中でのあなたのヒーローは?
        ドン・キホーテ



    何も恐れずに突き進むタイプのヒーロー、ということかな?



    ・カナダ以外で住んでみたい国は?
        フランス。



    なるほど、フランス語なら不自由なさそうだものね。



     ・あなたが憧れる「幸せ」とは?
        良い食べ物と、誠実な良い友人達。



    ああ、それは人生においてとっても大事なことだと、
    オイラも思います。
    まず食べ物が出てくるのがジェフ君らしいや・・・・・(笑)



    ・自分の外見で気に入っていないところは?
        身長。
        でも、最近はこの身体が自分のキャリアに役立っていると思う。



    173cm、日本の感覚では決して小柄な感じはしないけれど・・・・・
    フィギュアや体操の選手は複雑なジャンプもあるから、
    あまり大きくないほうがやりやすそうな気もします。



    ・口癖は?
        謝りぐせがあって、しょっちゅう "I'm sorry." を言ってしまう。



    日本人か!?
    なーんつって。
    でも確かに、私が!私が!と自己主張するべし!!という雰囲気の
    欧米の方とはまた少し違ったパーソナリティを持っている気がしますね。
    もちろん、意見を言うべき場面では
    きちんと自分の意見を言っているところをよく見かけるけれど。



    ・スケートとスケート以外のことで、
     自分が成し遂げてきたいちばん大きなことは?
        スケートでは、オリンピックで3位になったこと。
        スケート以外では、素晴らしい友人達がいること。



    よかったね〜!!



    ・好きな映画は?
       知性が感じられるものなら、何でも観ると思う。
       特に好きなのは、ウイットに富んだユーモアがあるもの。



    うんうん、これはよくわかる。
    今まで、プログラムの曲を映画の中から掘り当ててきたこともあるし、
    本当に映画が好きなんだろうなあ。



    ・好きな本は?
       ダ・ヴィンチ コード。
       あまりにも好きなので、
       どんな風に映画化されたのかと思うとちょっと怖い。



    ふむふむ。
    原作の世界が好きすぎて、別のメディアのバージョンを見ない、
    というのはなんとなくわかる気がします。
    同じ作者の「天使と悪魔」もジェフ君はお好きみたいですよ。



    ・好きな食べ物は?
       あまりにもたくさんありすぎて・・・・・
       ただただ、食べることが好き!!
       あえて挙げるなら、「デイリークイーン」の
       "Oreo Score Blizzard"。
       この夏は週に2回は食べてた。



    I just love to eat! という表現があまりにもジェフ君らしくて、
    思わず笑ってしまいました・・・・・
    「デイリークイーン」、昔原宿にお店があった頃に
    よく行ってましたよ。
    オレオのブリザード、確かに美味しかったです!
    (デイリークイーンもダンキンドーナツも撤退してしまって、
     ちょっと寂しいっす。)



    ・好きな芸術家は?
       ジャクソン・ポロックとヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
       僕は熱狂的なアート好きではないけれど、
       彼らの人生について書かれた本がとても好き。
       そして、それらがどのように作品に表現されたか、
       というところも好き。



   ふむふむ・・・・
    ジャクソン・ポロックは、アルコール中毒の治療のために
    ドリッピング・ペイント(高いところから絵の具を垂らして描いていく技法)を
    やっていたというのをどこかで読んだ気がします。
    ゴッホは精神を病んでしまって、
    精神病院に入院しながら描いた絵なんかがあったりするし。
    きっと、自分を表現することで解放されることとか、
    癒されるところがあったのではないかな?
    と思う人達ではありますね。
    ジェフ君のインタビューを読んでいると、
    「自分自身を表現したい」という言葉がよく出てきます。
    作品で自分自身の精神性みたいなものを表したいという気持ちは
    結構強く持っているんじゃないかなと思っています。
    (あくまでも主観です・・・・)



    ・一緒にお食事したいと思うセレブリティは?
       誰か、面白い人を選ぶと思う。
       たぶん、マーガレット・チョウかな。
       彼女は、すっごく面白い!



    なるほど。ゴハンを一緒に食べていて楽しい人がいいですよね。
    マーガレット・チョウさん、知らなかったので軽く検索してみました。
    コリア系アメリカ人?のコメディエンヌの方みたいです。



    ・あなたのライバル達の名前を挙げるので、
     浮かんだフレーズを答えてください。


     ステファン・ランビエール
       4回転トウループ


     エフゲニー・プルシェンコ
       確実性。


     エヴァン・ライザチェック
       カルメン


     ジョニー・ウィアー
       情熱的。


     ブライアン・ジュベール
       パワフル。



    そうそう〜、確かにプルシェンコのミスって
    あまり見た記憶がないですね〜。
    (昔のロシアの凄い人達って、みんなそうだった気が・・・・)
    ライザチェックのトリノオリンピックの頃の
    カルメン、長い手足でものすごいステップを踏んでいて
    凄くインパクトがありました。
    お客さんも手拍子をして盛り上がるところだったな〜。
    (遠い目)