久し振りに、世界選手権男子金メダリストとなった
    ジェフリー・バトル君の公式サイトを覗いたら、
    バトル君の日記が始まっていました。
    (気になる方は、 Jeffrey Buttle Official Website journal で
     検索をかけてみてください)



    クレバーかつフレンドリーな文体で、
    日常生活のことなどを綴ってくれています。



    家族写真とともにバトル家の事が書かれていまして。
    バトル君のおじいちゃん・おばあちゃんがバトル君の父親ら
    4人の子供を連れて、イギリスからカナダへ
    1957年に移住したんだそうです。
    最初は、ニュージーランドへと考えていたらしいのですが、
    移住する家庭の子供の数の問題で規定に引っかかり、
    カナダへ行くことが決まったのだそうです。
    このときもし、おじいちゃんとおばあちゃんが
    ニュージーランドへと移住していたら、
    ジェフリー・バトルというスケーターは
    この世に存在していなかったのかも知れません。



    メンタルの強さは、リンク上のトレーニングで得られるものではなく、
    一日一日をきちんと暮らすことで得られるもの。
    それが、今年の自分のミッションなのだ。
    と書かれていました。
    ’06−’07シーズンのグランプリシリーズを
    怪我で棒に振ってしまって、
    そのシーズンは彼にとってとても大変なものだったようです。
     だけど、怪我をすると
    自分がどれだけスケートを愛しているのかも解るんだそうです。
    トレーニングすることも、表現することも、
    試合で競技をすることも、
    あまりにも好きすぎてやめられないんだそう。
    自分はきちんとしたスポーツの経験がないからわからなくて、
    (小学校の時に少し水泳をやっていた程度)
    いつもアスリートの人達を見ていて
    トレーニングが大変そうだなあ、とか
    いつもどこか怪我をしていて辛そうだな、とか
    つい思ってしまうのですが。
    どのスポーツでも、トップクラスのところで
    頑張っている人達は、
    「それが好きすぎて、やめられなかった」人達なのかなあ、と
    思いました。