エヴァン、おめでとう〜!!!
    http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20090327&content_id=63170&vkey=ice_news



    いやあ、初めて見ましたよ、
    シットスピンしながらガッツポーズしている人!
    もうね、演技中から喜びがこみ上げてきているみたいでした。
    良かったね〜!!



    シーズン開幕当初、なんとなく心配だったのが
    エヴァンだったのです。
    プログラムも衣装(失礼)も、どこか
    しっくりきていない雰囲気で。
    去年は怪我で世界選手権を欠場。
    靴のトラブルに悩まされることも多く、
    本来の実力を出し切れていない試合も多かったようです。
    「カルメン」なんかを踊っていた頃の
    キラキラした印象が残っていたので、
    こんなもんで終わる選手じゃないでしょう?という
    思いはどこかにありました。
    いちスケートファンとして。



    世界選手権にきっちりと照準を合わせてきたのは、
    さすがにベテランだなと思いましたし。
    これもタラソワマジックなのかも知れませんね。
    いやあ、本当に動きが切れていて素晴らしかった!
    調子の良いときのエヴァンは、
    お客さんのエネルギーを全部自分のものにしてしまうような
    不思議な力がありますよね。
    ホームタウンのLAで、どれだけのプレッシャーが
    彼にかかっていたのかは本当に想像がつかないほどです。
    とんでもない精神力の強さを感じました。



    小塚君は、きっちりと自分のミッション「五輪三枠」を
    果たしてくれました。
    枠取りが優先だったのか、ずっとチャレンジしてきた
    4回転は回避だったようですが、ここは大事な試合ですものね。
    美しかったですよ〜、小塚君のスケーティング!
    あれだけの大きな孤を描いて、滑らかで。
    前傾でイーグルする人も今はあまりいないですし。
    (昔のジェフ君の前傾イーグルが好きでした(^^)
    小塚君、1年で本当に顔つきもパフォーマンスも変わりましたね!



    織田君も素晴らしかった!
    いや、1月の Stars on Ice のショーの時に、
    一番試合モードで本気で滑っていたのが彼でした。
    ものすごいスピードで、ジャンプの時に
    フェンスにぶつかったりしていたのですが・・・・・
    その時とほとんど変わらない勢いでした!
    うん、演技の内容は良かったし、
    このまま続けていけば、大丈夫でしょう(^^)b



    ジェフ君が引退したときには、
    「ジェフ君の代わりなんて、いるわけがない!」と
    思っていたのですが・・・・・
    音楽表現の豊かさや、スケーティングの滑らかさの点で、
    アメリカのジェレミー・アボット君はかなり好みのスケーターです。
    (ポスト・ジェフなんて言ったら失礼になるかもしれませんが)
    今回はジャンプがあまり決まらなくて、
    彼の思うような結果にはならなかったでしょうけど、
    とても美しいスケートでした。
    ずっと見ていたいなと思うような演技でした。
    今シーズンの "eight seasons" は、
    男子シングルのプログラムの中で個人的に
    一番好きなプログラムかもしれません。
    アボット君、こっそりと応援していきますよ!



    あとは、パトリック・チャン!!
    なんと銀メダルおめでとう!!
    あの氷に吸い付くような高速スケーティングは
    本当に素晴らしかったです。
    ローリー・ニコルさん作の今年のプログラム、
    SPのロクサーヌもLPのラフマニノフ
    両方とも大好きです。
    パトリック君の姿勢の良さがよく生かされている感じがします。
    いやあ、来年のバンクーバーでは
    大本命として扱われそうですね。
    でも、なんとなく彼はプレッシャーなんかに
    強そうな気がする〜♪


    こちらが、男子フリーのお写真です。
    http://web.icenetwork.com/gen/photogallery/year_2009/month_03/day_26/cf63111.html