Stars on Ice 東京公演の千秋楽、行ってまいりました。
    はあ〜・・・・・・・
    んもう、本当に素晴らしかった!
    極上のエンターテイメントを見せてもらった、
    という感じです。
    昨夜は興奮しすぎて寝付けませんでした。
    いまだに、なんだかヘンなテンションです。



    私は滑らかなスケーティングが大好きなので、
    トッド・エルドリッジさん、佐藤有香さん、
    ジェフ君・・・・・、といった、
    トップレベルのスケーターさん達の滑りを
    生でたっぷりと観ることが出来て、
    本当に幸せです!



    それと、このショーは演出がとても凝っているのですよ。
    ナレーションと音楽が最初からずっと入っていて、
    まるでSF映画か何かを見ているようでした。
    ライティングも素晴らしかったです。
    色とりどりのライトがプログラムに合わせて、
    パッパッと切り替わって行く・・・・・。
    スタッフさん達のチームワークや連携も
    凄いと思いました。



    とにかく、お客さんを常に楽しませる!!という
    エンターテイメント精神が素晴らしかったです。
    キャストのプログラムの間にも、
    スケーターさん達がMCをしたり、
    つなぎのプログラムが入ったりと。
    一時も飽きさせない工夫が沢山凝らされていました。
    つなぎのプログラム、凄く良かったです!
    羽を付けたサーシャ・コーエンが現われたシーン、
    とても美しかったです。
    妖精!という感じでした。
    オーロラ系のパール加工?された、淡いピンクの布地で出来た羽です。
    それから、印象に残ったのは
    暗闇の中を、ブレードにライトを付けた男性達が
    滑っていくシーン。
    凄く不思議で、幻想的でした。
    やっている方は、周りが見えなくて怖かったでしょうけど・・・・・。



    小塚 崇彦
    ソロの一番手は、小塚君です。
    この日は今シーズンのFP、「ロミオ」でした。
    淡いグレーの、キラキラが付いたコスチューム。
    GPSの時のシンプルの極みのようなものから
    変えてきたようです。
    大御所さん達のオープニングの後の登場で、
    それは緊張したでしょうけど、
    堂々とした小塚君らしい滑りでした。
    今シーズンの好成績で、自信をつけたのかな。
    ステップシークエンス、凄く良かったです。
    お客さんから手拍子を貰っていました。



    ここで、佐藤有香さんが登場。
    楽しいMCが入ります。
    小塚君のことを「タカ」と呼び、
    なんだか本物の兄弟みたいでした。
    「世界選手権はオリンピックの出場枠がかかった大事な大会だけど?」と
    小塚君に軽くプレッシャーをかけて、
    場内大爆笑です。



    中野 友加里
    中野友加里さんは、以前にショートで使っていた、
    SAYURIのプログラム。
    凄く好きなプログラムだったので、
    生で観ることが出来てとても嬉しかったです。
    彼女にとって、ターニングポイントになった作品のような
    気がするんですよ。
    このあたりからぐーっと表現の幅を広げていったような
    感じがします。
    動きの一つ一つがとても繊細で綺麗でした。
    傘を持って登場するあたりから、雰囲気たっぷりでした。
    髪飾り、「つまみかんざし」のように見えました。
    垂れ下がった花の飾りで、本物のかんざしのような感じです。



    ジェフリー・バトル


    


    3番手でジェフ君が登場。キャー!!
    千秋楽は、ジャミロクワイでした。
    この人はいったい何処まで身体が動くんだろう?という感じで、
    全身のすみずみまで使って動く動く。
    もう、身体中からエネルギーが満ち溢れているような
    エネルギッシュなパフォーマンスで、
    会場を一つにしてしまいました。
    最初から最後まで、お客さんが手拍子をしていました。
    ガンガン踊りまくるジェフ君を見ていて楽しくて楽しくて・・・・
    ワシもつい一緒に踊ってしまいました。
    (周りの皆様、ごめんなさい!)
    いやあ、もう、べらぼうに楽しいひとときでした。
    ファンクミュージック自体、
    日々の憂いだとかその他諸々のあらゆることを
    ぶっとばすくらいのパワーのある音楽だと思うのです。
    ジェフ君は、ファンクという音楽の世界を
    身体を使って見事に表現したなあ、と思いました。