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いつかはこの日が来ることを覚悟していたのですが・・・・・・
赤ん坊のような、仏さまのような、
本当に優しいお顔をしたジェフ君を見て、
もう胸が一杯になってしまいました。
何かを成し遂げた歓びが本当に伝わってきました。
これからのことを語ってくれています。
表現することが大好きなので、
ショーなどのツアーを続けたいこと。
トロント大学に復学して、
ケミカルエンジニアリングの勉強を再開すること。
スケートカナダで、若いスケーターをサポートすることなど・・・・
3月の世界選手権で優勝して以来、
新しい目標を模索しつつ、トレーニングも続けていたそうです。
新しいプログラムにもとても満足していたそうなのですが・・・・
9月に、バンクーバーオリンピックは競技者ではなく、
他の誰かをサポートするかたちで関わりたいという
気持ちが固まったそうです。
自分は新採点システムに育てられた
スケーターであるということも語っています。
ソルトレイクオリンピックは特にそうだった気がしますが、
旧採点時代は4回転を跳ぶことが
男子のトップスケーターの条件だったように思います。
ジャンプだけでなく、全てのスケートの要素に点数が付けられる
新採点システムになって本当にハッピーだったそうです。
フィギュアスケートの美しさ、面白さ。
芸術作品としてのプログラムの素晴らしさなど、
ジェフ君は本当に沢山のことを教えてくれたスケーターだと思います。
3月の世界選手権の演技は本当に神がかり的な
素晴らしいものだったし、
芸術作品を見ているときのように涙が出ました。
一生忘れないと思います。
ジェフ君の新しい生活が、素晴らしいものになりますように。
そして、ショーなどでまたあの美しい流れるようなスケートを
どこかで見ることができますように・・・・・・
ジェフ君、本当に素晴らしいスケートを見せてくれて
どうもありがとう!!