昨日「NHKプロフェッショナル」の
    玉三郎さんの回を見ました。
    初めて聴くお話が多くて結構興味深かったです。



    子供の頃から病弱だったため、
    いつか踊れなくなるのでは?という不安が
    常にあったという話。


    若い頃にオーバーワークで身体を壊した話。
    (5つの舞台を掛け持ちでこなしたり、
     2年半全く休みなく舞台に立ち続けたそう)


    女形としては背が高く、舞台に出ただけで笑われたので、
    一生懸命資料を見て研究を重ね、
    所作が少しでも女らしく見えるように努力されていた話。


    思っていた以上に壮絶でした。
    華やかな舞台の世界では見せないような
    色々なお話が聴けたのは貴重なことですね。
    梨園のお生まれではなくて、
    料亭のお坊ちゃんとしてお生まれになって、
    これまでに沢山のご苦労があったのではないかな?と
    思いました。



    脳科学者の茂木さんがまた、
    直球ストレートで核心を突く質問ばかり。
    「何のために踊るのか?」
    「役者の華を生み出しているものとは何か?」
    とか。
    う〜ん、フィロソフィ〜・・・・・
    玉三郎さんいわく、
    「踊りをもっとこうしたい、ああしたいと思うのは、
     生理的な欲求」
    だそうです。
    踊り手さんとして生まれた方なのかなあ・・・・・


    (おまけ)
    舞台の暗がりでは、
    「きかんしゃトーマス」のマグマグを使っているらしい。
    (倒してもこぼれない乳幼児用のコップ)
    そういう使い道があったか〜!!