昨夜ドイツ・ニュルブルクリンクで行われた、
   ヨーロッパGPを見ました。


   2度、夕立ちやスコールのような激しい通り雨が降り、
   とても厳しいコンディションのレースになりました。
   川のように水が溜まったカーブでスリップが多発。
   視界も、霧がたちこめたような悪さで、
   あわや大事故に、というシーンも見られました。
   マシンのトラブルによるリタイアも多く、(琢磨さん、残念でした)
   22台中、完走は13台。


   雨が降る度に、「ドライタイヤ」と「ウエットタイヤ」を
   換えなければいけないのですね。
   今年は「ソフトタイヤ」と「ハードタイヤ」の
   両方を使わなくてはいけないルールもあるし、 
   見ているこっちも忙しい・・・・・?
   いつも、チームクルーの皆さんの仕事っぷりは
   見ていて惚れ惚れしています。


    優勝は、アロンソ
   昔の負けん気の強さや、
   いい意味でのずる賢い感じが戻ってきたようで、
   なんだかとてもアロンソらしい感じがしました。
   こんなコンディションのレースでは
   技術はもちろんのこと、
   運も思慮深さも皆必要なんだろうな・・・・


   ルーキーのハミルトンは、
   予選中のクラッシュ事故で17位からのスタート。
   タイヤ交換のタイミングで不利になったり、
   途中でスリップしたマシンをクレーンに釣られながら再スタートしたり(!)
   彼にとってはかなり試練のレースになったようです。
   でもしっかり完走して9位でレースを終えました。
   立派、立派。
   まだまだ年間王者のチャンスは残っていると思うので、
   これからも期待したいと思います。