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【3日目】
朝の散歩。
四条河原町から祇園・東山をバスでぐるっと一周。
って散歩じゃないか。
歌舞伎発祥の地、京都南座の建物が
年季が入っていて凄いです。
日本最古の劇場だそう。
東山は閑静で落ち着いた感じで、
この辺りに泊まるのも良いだろうなと思いました。
御室の仁和寺へ
時代劇のような寝殿から。
迷路のように巡らされた回廊から
庭園が見えました。
3月21日までの特別公開で金堂と観音堂へ。
金堂は桃山時代に建てられた京都御所の紫寝殿を
江戸時代に移築したもので、
白い壁と仏像の背景の絵が華やかな雰囲気です。
観音堂は「灌頂」(宗教的な儀式)が行われる場所で、
普段は締め切っていて、僧侶でも入れないそうです。
一度も修復されていないという仏像の金色や彩色が
とてもきれいに残っていました。
仏像は仁和寺本尊の千手観音像と二十八部衆。
穏やかな表情をした、きれいな観音像でした。
観音堂の中から背丈の低い御室桜が一面に見えます。
花は低いが愛される、ということで
「おかめ桜」と呼ばれているんだって。
仁和寺と醍醐寺の花見は宗教的な背景があって
とても歴史があるそう。
ちなみに東山の花見は新しくて、100年ほど前から始まったと
ガイドさんが言っていました。
100年前は京都では新しいのね!!